近年、阪神・淡路大震災や雲仙普賢岳、有珠山、三宅島の噴火、また台風や豪雨などによる自然災害が多発しています。
宇部市でも、平成11年9月には、台風18号による暴風雨と高潮により、防波堤が破壊され、多数の家屋が浸水・損壊などの大災害を受けました。
大規模な災害が発生した場合には、道路や電話等が不通になったり、同時に多くの場所で被害が生じて行政の能力を超えていました。その時に市民の自主的なボランティア活動が行われたことは高く評価されています。しかし、これまでの市民の防災意識は必ずしも高くなく、その支援活動も、特定のボランティアや個人の活動に限られ、組織化されたものではありませんでした。
NPO(特定非営利活動)法人「防災ネットワークうべ」は、こうした背景から、市民の防災に関する知識と意識の向上に努め、防災ボランティアのネットワークを育て、地域における防災力の向上と、災害発生時の支援活動等に寄与することを目的として、設立しました。
防災に少しでも関心をお持ちの皆様のご参加をお願いする次第です。
2000年(平成12年)11月
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